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STEPNバブルの暴落後に新規参入した私が学んだSTEPNの攻略法。

歩いて稼げるということで話題となっているSTEPN。サービス開始後の2022年上半期(1月~6月)はものすごいスピードで人気となってバブル期を迎えるほどであった。『歩いて稼げる』イメージを強く印象づけたが、上半期の後半にもなると、国外でSTEPNの規制があったり、仮想通貨そのものの暴落もあり、STEPNでは稼げないというユーザーが次々と離脱をする流れがあったようである。2022年下半期は前半とはユーザー数もフロア価格もゲーム内で稼げるトークンも十分の一近くまで値下がりしており、今後の新規参入は難しいとまで言われていた。

私が新規参入したのは2022年9月、開始以来の最低値からスタート。

そんな中、自分がSTEPNを知ったのはちょうど2022年下半期に入って数ヶ月後の9月頃であった。上記にもある通り、状況は依然として変わらないようであったが、新規参入者としてはそれがひどい状況であるということはわからず、むしろ歩いて稼げるという当初のフレーズや評判だけがネット上に記録されている状態のため、あまり疑うこともなく参入したのだ。2022年9月時点での相場は以下の通りであった。
1GST=5円
スニーカー1足あたりの最低価格=1SOL(5,000円程度)

さて、結論から言うとSTEPNバブル後に暴落した中、新規参入した私が重要だと思うのは以下の通りである。

 

スニーカーの属性をしっかり理解してメインスニーカーを買う。

始めたてのころは、まずスニーカーを何にするかで悩む。ここでよくわからないからといって、スニーカー選びを侮るべからず。まずは第一に自分の歩くペース(遅い・速い)もしくは走るペースを理解する必要がある。遅ければWalker、速ければJoggerの選択肢となる。
そしてより重要なことは、どのような方法で稼ぐかである。STEPNにはスニーカーの属性によって稼ぐパターンが大きく分けて3種類あるため、このどれにするかを決めることができれば、メインスニーカー選びを始め、その後必要になってくる。スニーカーには3種類の属性ステータスがあり、それぞれにゲーム全体を左右する特徴がある。

E(黄):歩くと増えるGSTによい影響がある
L(青):ミステリーボックス(アイテム)によい影響がある
C(赤):HPの消費を防ぐ、Lv.30でGMTが稼げる
R(紫):靴の修理費を抑える

この4つだけであるが、これを理解しているかだけでもかなりゲームの運び方が大きく変わってくる。例えばE(黄)に特化させると、よいミステリーボックスが拾えず、HP消費や靴の修理費も多くかかってしまう。L(青)に特化すれば、GSTが稼げないのに、HP消費や靴の修理費も多くかかってしまう。これまでのユーザー全体の流れをみてみると、E(黄)やL(青)特化から、9月下旬よりGMTアーニングのサービスが開始された影響もあり、C(赤)を特化へするユーザーが多くなってきたように思える。流れとともに戦略が変わったり、あわせてジェムの需要にあわせて価格に変動がおきているような状態である。

 

最初からLv.20以上を選んでミント数は気にしない。

これは自分が最初にスニーカーを選ぶときに、他の記事などをみて後ほど失敗したと思う部分である。確かにサービスのスタートと同時に始めるのであればスニーカーLv.0やミント0というのが後々有利になることもあるが、Lv.0でスタートしてしまうと最初の数日間の稼ぎが悪い上に、一定期間ごとにGMTまで消費しなければならないのでかなり効率が悪い。ミント数に関しても、後々ミントをするかもしれないと思うかもしれないが、軌道にのれるまではミントなどしている暇はない。そのため既に市場に流れているLv.20以上でミント数を気にしないで成熟したスニーカー選びをすることが私は望ましいと思っている。

特化したいベース値を重要視する。

メインスニーカー選びでもうひとつ重要なことが、スニーカーの持つもともとのステータス(ベース値)を重要視するということである。なぜかというと、ステップンには1足につき4つまで予め決められたソケットが解放されており、それぞれの属性値を向上させるジェムを装着することができる。そのジェムの向上率というのが、今現在の全体のステータスに対してではなく、ベース値に対しての乗算となるからである。例えばEのベース値が1と10のスニーカーがあったとする。そこに Lv.3のジェムを装着するとベース値+220%+25となるため、ジェムはベース値によって大きく変わるのである。

 

初期投資に恐れず、歩ける時間があるならスニーカーを買ってしまう。

メインスニーカー1足のみの運用だと、1日に歩ける時間は10分程度。10分程度だと、1日に稼げるGSTはもちろん、ミステリーボックスもレベルのよいものは拾えない。歩ける余裕があるのであれば、メイン以外のスニーカーを3足(20分)→9足(50分)→15足(65)運用で歩ける時間を増やし、歩ける分だけサブ(2足~14足)を最安値で買ってしまっても原資回収の計算をするとあまり差はない、むしろ早まる。

 

結論:歩く習慣を身につけて健康にする、稼ぐのはその後。

暴落後のSTEPNで原資回収をするための攻略としてはまず最初のスニーカー選びで目的と戦略を立てるということである。
ただし、どれだけ目的や戦略を立てても、仮想通貨である以上は常に相場も変動しており、利用しているトークンが数ヶ月同じ価格ではない可能性が大いにある。よく原資回収の計算をすると、うまくいけば2ヶ月~6ヶ月以内に回収のできる計算が成り立つ。しかしながら、GSTやGMTの1日あたりの費用が1円でも下落してしまえば、当初の計算から6ヶ月~1年はズレ込んでいくものである。さらに、システムのアップデートによってそれらをトークンをより使わなければならない仕様が追加されれば、さらに目標が遠ざかっていくことも考えられる。
それらのことから、結論としてはまず歩く習慣を身につけて健康になることが第一も目的にできるとよいのではないだろうか。目標設定を健康にすることで、例えばスニーカー1足を買って運用しても、15足運用しても目標達成となり、勝ち組なのである。その延長上におまけトークンがあると思えば、その対価としてどこまで追加投資をしてもよいかは判断できるのではないだろうか。

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